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2013年11月10日日曜日

『兵站』という概念:『艦これ』とシステムトレードの類似性

ほんっとうにお久しぶりです(汗)
ねこねこです。

 Λ Λ
(①ω①)ノシ ~♪

前回の投稿が夏の終わり。
そして、もう秋も終わろうとしていますよ!!

言い訳させて下さい。

・・・・・

『艦これ』で時間を喰い過ぎて、
ブログ書く暇がないんですわ~!!!

・・・・・

はい♪ダメ人間ですね!!

まだ未来のあるお若い方々は、こんなダメな不惑前になっちゃダメですよ(苦笑)


お盆休みから始めた艦これ。
元々ソーシャルゲームには手を出すつもりはなかったんです。
時間を喰うこと。
リアル課金の危険性。

そして何より。
女の子がたくさん出てくるゲームをやってることに対する・・・奥さんからの視線(苦笑)


まあ、いろんなリスクが有りますよね。

ですが『戦艦大和』の実装って話を聴いてしまうと。
宇宙戦艦ヤマト2199で『ドメル提督カッコイイわぁ』と
童心に戻っていた自分に避けられるわけもなく。


どんなに仕事で疲労困憊でも、何故か任務が更新される朝5時に目覚める不思議。
人間ってのは、本当に『快楽と痛みの連想体系』で動いているんですねぇ。


ということで。
一つだけ、心の底からの叫びを。


『五月雨の改ニはまだですか~!!!(切実)』


閑話休題


で、ヲタ話(だけ)をするために『艦これ』の話題を振った訳ではありません。


このゲーム、本来は2万人程度のユーザー獲得を目標に立ち上げたらしいのですが、
現在は100万人以上が遊んでいるという正にバケモノ級のゲーム。

一時期は時代の寵児として持て囃されたモバゲーやグリーのビジネスモデル
(所謂、課金レアガチャやコンプガチャといったアレです)を
根底から覆した側面もあり、ビジネス雑誌にも取り上げられることが増えています。

で、ビジネスモデルの話も置いておきます。
多分、ググれば私よりももっと深く考察している人はたくさんいるはず。


何を話したいか、と言いますと。


このゲーム、上手く行く人と行かない人の差において。
もちろん運(リアルラック)の存在はとても大きいのですが。

それよりも、何よりも。

『兵站』の概念を理解し、それをどのレベルで実行しているか。

この一つの概念の理解と実践が大きく差を生んでいるように思われます。


兵站という言葉、これまで私もそれほど重視していたわけではありません。
が、このゲームのプロデューサーが『艦これは兵站のゲーム』と表現されており。
この『兵站』という概念について調べてみようと考えました。


『兵站』をwikipediaで調べてみると。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E7%AB%99

兵站(へいたん 英語: Military Logistics)とは、戦闘地帯から後方の、軍の諸活動・機関・諸施設を総称したもの。戦争において作戦を行う部隊の移動と支援を計画し、また実施する活動を指す用語でもあり、例えば兵站には物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などが含まれる。

と、あります。


トレード、特にシステムトレードを『戦闘』に当てはめて考えると。

戦術:その場その場の状況に合わせて取引を行うこと
戦略:戦術の結果に拘らず総合的な勝利に向けデザインすること

と表現できるかと。


そして、システムトレードにおいては。

戦術は売買ルールにより

戦略はマルチストラテジーにより

明確に規定されます。


従って、戦術と戦略が良好かつ明確に定まれば勝利は間違いなし!!
って、想いますよね。


ね?


だから
『マインドセットとか、まどろっこしいことは必要ないんじゃ!!』
『御託はいいから、早よルールを開示せんかい!!』
『お前が儲けとるルールを教えたりゃぁ!!』
というような言葉が聴こえてくるわけで…


ですが、残念ながら、戦術と戦略だけでは勝てないんです。


その戦術と戦略を動かすためには何が必要か。
・・・もちろん『資金』です。


従って、私たちが整えるべき『兵站』とは。

『構築した戦術、戦略が機能するだけの
投資資金を確保し続ける』

ことが、最低限のライン。


望むべくは。

『戦術のラインナップ拡充とリスク許容度の
変化に応じた資金の積み増し』

も可能であれば素晴らしいですね。



と、まあ、当たり前のことを書きましたが。
この当たり前が当たり前に実行できている方はどれくらい居るのでしょうか。

世の中には『一攫千金』を謳う詐欺が溢れていますが。
その理由は、多くの人の家計が『収入<支出』という状況だからではないかと。

自分自身も、妻と二人で病床にあった休職期間の1年間は勿論。
自宅を構えたことや、2馬力から1.3馬力程度に稼ぐ力が低下したこともあり、
復職してから昨年まで、ずっと貯金を少しずつ取り崩しながら
足らない生活費に充当していました。

正直なところ、そんな状態では、幾ら良い戦術、戦略を保有していたとしても。
戦績は安定しませんし、精神面でもずっと辛い状況が続いていました。


ジェームス師の言葉。
『幾ら稼ぐかはどうでもいい。幾ら手元に残るかが大切なのだ。』


支出を収入の範囲に収めるという地道な節約と節制。
戦術を磨くことも、戦略としてバランスを取ることも。


地道な努力を愚直に続けること。

戦術レベルでも。
戦略レベルでも。
兵站レベルでも。

その結果が、年間を通してのプラスという果実をもたらすと考えます。



そう!
欲しい艦娘が。
五航戦の翔鶴、瑞鶴がドロップされないからといって。
長門が来てくれないからといって。
正規空母や戦艦の建造レシピを調子に乗ってぶん回せば。
資源が枯渇して日々の運営すらままならなくなります。

更に言えば。

そんな兵站が整っていない環境に正規空母や戦艦が入ったとしても。
イベントクリアで大和や武蔵が来てくれたとしても。

運用コストに耐えられないか、無理に運用して兵站を破綻させるか。
良い例が『赤城給食』ですよ!!

(参照:ニコニコ大百科『赤城(艦これ)』)
http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%B5%A4%E5%9F%8E(%E8%89%A6%E3%81%93%E3%82%8C)


・・・・・

と、まあ、艦これを知らない人にとっては意味不明な説明も多々在りましたが。


ちなみに、各レベルの重要度からすれば、
兵站>>戦略>>戦術
であることは明白です。

戦術レベルの勝利で戦略の失敗を帳消しには出来ませんし、
戦略を如何に練っても兵站の破綻を回避することはできません。

なのに日々の取引が利益になったか、コストになったかという。
戦術の一つ一つの結果に一喜一憂する私たちの何と弱いことか。


戦術レベルで戦略レベルの負けを挽回できるのは小説の中だけです。


ならば、私たちは。

逆転満塁ホームランを打ってヒーローになることを目指すのではなく。
浅ましく勝利の美酒のおこぼれに与ろうとするのではなく。


日々戦術を磨き。
戦略を練り。
兵站を整えるために仕事をし、節制し。

自分との戦いに勝とうではありませんか。


おそらくは、投資であれ、スポーツであれ、仕事であれ。
人一倍の結果を出している人は、
人一倍その分野の兵站を整えているのではないでしょうか。

素振りも、勉強も、ランニングも、健康的な食事も、良い睡眠も。
『兵站を整えている』んです。
『自分自身』という、唯一管理可能な、戦術の実行装置を。



ということで。
9月から開始したドローダウン期間を先週超えて行けるかな?と思ったら、
あと数千円の利益確定で上抜けだったのに、再度コスト支払いとなりました。

ま、2ヶ月のドローダウン期間は年1.8回程度発生することは織り込み済みなので。
感情的には残念ですが、まあ、淡々とやって行きましょう!!



最後にもう一度だけ。

『筑摩と利根の改ニはまだですか~!!!(懇願)』

・・・あれ?最初と艦娘が違う??



慢心、ダメ、絶対

「帰ろう、帰ればまた来られるから」(木村昌福提督)

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