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2013年1月26日土曜日

『勝率』の最適解は。


こんにちは。ねこねこです。
m(ΦωΦ)m

内容の順番に脈絡がないのは最初からなのですが、
どうしても書きたい内容が頭の中で浮かんでしまったので(笑)



『勝率』
システムトレードだけでなく、投資をする人であればとても気になる数字だと想います。

それが証拠に『驚異の勝率◎◎%の投資手法を限定公開!!』というような
情報商材の煽り文句がメルマガやウェブサイトで並んでいるわけです。


で、『システムトレードに最適な勝率の目標値』について考え続けて、
明確に理由があり、実現可能な一つの答えが出ました。


目標勝率の最適設定値は『100%』です!(ドヤ顔)


で、この数字をご覧になった際に、
3パターンの反応が生じるのかなぁと予想したり。

・あたりまえじゃん?
・何を出来もしないこと言ってんの?
・ああ、その話ね

私が知らないだけで既出のお話かもしれませんが、
自分なりにやっと納得できたので、宜しければ共有させていただきたく。



ここで、一つ、友人からもらった、とても根元的な『質問』の話をさせてください。

私の師匠であり、素敵な友人でもある『さんちゃん先生』と話していたときのこと。
http://www.sanchan-sanchan.com/


『なぁ、ねこねこ。(←本当にこう呼んでくれてます)
何で株をやる人って”勝ち負け”って”言葉”を使うの?
誰に勝って、誰に負けたの?
何が勝ちで、何が負けなの?
応援したい会社に投資して、損失が出たら”負け”?
何でその”言葉”を使うのかなぁ?』

この質問を受けて、自分は明確に答えられませんでした。



利益が出たら『勝ち』
損失となったら『負け』
その比率が『勝率』

私たちの言葉の定義はこうなっていませんか?
システムトレードに限らず、投資をする人、
ほぼ全て、このパラダイムで日々の取引を、戦略を見ているはずです。


もちろん、間違いじゃありません。
だって、私なんぞよりも、既に明確な結果を出している諸先輩方が
創りあげた『言葉』であり『定義』です。
それに異存の声を上げるつもりはありません。



もう一つ、トレードとは違うのですが。
ジェームス・スキナー師の『成功の9ステップ』で教えていただいたお話。
『日々行動し続けるにはどうすればいいのですか?』というような
質問に対する師の答えだったと記憶しています。

『貴方は電話である商品の売り込みをしています。
過去の実績から、成約率は10%であることがわかっています。
1件成約するとコミッションが2万円貰えます。

貴方が電話をかけました。断られました。貰えるコミッションは?
”質問者:0円です”
違います。

貴方が電話をかけました。成約しました。貰えるコミッションは?
”質問者:2万円です”
違います。

そう思っているから”断られるのが怖くて”行動できないんです。
成約率が10%とわかっていて、コミッションが2万円なら、
10回セールスの電話をすれば1回成約して2万円が手に入るわけですよね。
なら、制約しても断られても、セールスの電話を1回かけたら2千円なんです。

◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 不要です → 2000円ゲット! イェス!!
◎◎は如何ですか? → 必要です → 2000円ゲット! イェス!!

そう考えると、電話をして断られるのが楽しくなるんです。

ああ、この人はこんなに早く断ってくれた。
これで2000円手に入ったし、次の人にも電話できる。
ありがとうございます!!

どんどんセールスの電話がかけられるようになるんです。』



この喩え話、何かに似ていません?
そう、正にシステムトレードの考え方そのものです。

上手くいけば利益が手に入る。
その成約率は経験則としてわかっている。
なら、セールスし続ければコミッションは増える一方。
そう、システムトレードと同様に継続すれば良いのです。

異なるのは『リスク』もしくは『必要な資源』と表現できるでしょうか。


セールスのお話では資金的なリスクはほぼ0です。
電話代と経営者側からすれば人件費くらい。
一方で必要な資源は『時間』ですよね。
セールスの電話をかけることが可能な時間は限られていますから。
なので、早く断ってくれたら有り難いわけです。

これがシステムトレードではどうでしょうか。
『資金的なリスク』が発生します。
そのリスク、一時的な損失、ドローダウンが嫌だから
勝率が高い戦術がもてはやされるわけですよね。


もちろん、損失は嫌なものです。
それが一時的だと過去検証の結果から胆をくくっていても。

ですが、皆さん、このことは理解されているはずです。
『リターンを得るためにはリスクは必要』
『何かを得るためには同等の対価か努力が必要』
『人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だ。(『鋼の錬金術師』)』

そうです。
何のリスクも無しに、何の対価も無しに、
儲かるって話は間違いなく詐欺です。
なので『勝率100%』を謳う投資話は確実に詐欺です。
だって、仮に本当だとしたら、貴方に伝えるメリットはゼロですよ?
自分でどっかから金借りてやってりゃいいじゃないですか。



じゃあ、なぜ、この話の冒頭に
目標勝率の最適設定値は『100%』です!(ドヤ顔)
と申し上げたのか。



ここで、もう一度さんちゃん先生の質問を想い出してみます。
投資家の多くは、
投資で利益が出たことを『勝った』と表現します。
投資で損失が出たことを『負けた』と表現します。

なぜこの表現を用いるのか。
この表現は、この言葉は、貴方にとって『正しい』のか。


本来であれば、
投資で利益が出たことを『利益が出た』と。
投資で損失が出たことを『損失が出た』と。
こう表現すればイイだけなのに、何故『勝ち負け』という比喩を用いるのか。


裁量で、自分の判断でトレードをしていて、
尚且つ株式投資が『ゼロサムゲーム』であるという前提に立つならば。
確かに利益が出れば『勝った』と言いたくなるでしょう。
・自分の判断は間違っていなかった!!
・市場に参加している他の投資家からこの利益分の資金を奪ってやった!!
だから『勝ち』と感じます。

逆に損失となった時は。
・自分の判断は間違っていた…
・市場に参加している他の投資家に自分の資金が奪われてしまった…
だから『負け』と感じます。


で、『勝った』『負けた』『勝率は…』という表現を普通は使っているのですが、
逆にこの『表現=言葉=言霊』によって、
貴方自身の『感情』に影響を受けていませんか?
という質問を自分にしてみて欲しいのです。


本来、システムトレードはジェームス・スキナー師の喩え話と同じように
『回数を重ねれば重ねるほど安定化し、利益が積み重なる』
ということを基本とした確率論に基づく投資方法のはずです。

そうであれば、本来は成約してもしなくても、
利益にならなかったとしても、
YES!!やった、この分利益となる可能性が高まった。
いや利益が重なった!!となるはずなのに、
表面的な損失で辛い感情を抱えていませんか?


その『辛い感情』を感じる結果、投資を継続することが困難になっていませんか?
その『辛い感情』を感じたくないから、損切りをせずに塩漬けにして。
見ないことで忘れようとしてませんか?
深層意識は知っているのに。忘れてはくれないのに。


ちなみに、特に男性にとって『負ける』ことは『超絶大な痛み』だそうです。
『負け』を認めるくらいなら『死んだほうがいい』と考えるくらい。
なので、『損失』を『負け』と表現すると、ものすごく感情が波立ってしまい、
損切りを実行することを止めてしまうのでは、と想うのです。



そこで、一つ提案させていただきたいのは
『システムに従った取引で損失が出ること』を『負け』と表現しないこと。
それは『単なるコスト』に過ぎません。
『コスト』を払うことは、貴方が『負ける』ことではありません。
この『コスト』を淡々と払い続けるからこそ、
その代償としてリターンが、利益が得られるわけですから。


私は期待値がマイナスであるため宝くじは買いませんが、
よく言うじゃないですか、『買わなきゃ当たらない』って。
で、その宝くじが外れたときに『負けた~』とは言いませんよね?多分?
そう言う表現をする人だったら、おそらくは買っていないはずです。
だから、大半の人は当たりもしないのに、ずっと買い続けられるのだと想像します。
(ちなみに、私は期待値がマイナスである宝くじは、『買った時点で負け』だと想っています。)


ちなみに、システムトレードできちんと利益が継続する戦略の多くは
・シグナルが発生することが少ない(条件がそろう必要がある)
・シグナルが発生しても約定することが少ない(厳しい条件で発注する)
ため、実際に約定する可能性は結構低いです。
なので、最近は『約定した』ときに『勝った』と感じているのも事実だったり。



では、目指す『勝率100%』の『勝つべき相手』は誰なのか?

ここまで読んでいただいた貴方にはもう読めているはずです。
そう、自分自身です。
自分自身の弱さに勝つのです。
自分自身の弱さに打ち勝った対価としてしか、利益は得られないのです。

それが、とても困難なことだから。
とても困難だからこそ、市場で利益を長期に渡り得ている投資家が少ないのです。

他人に勝てるかどうかは、相手次第で不確定です。
一方で、自分に勝てるかどうかは、
自分の努力次第で100%にすることは可能です。


ですから。
精一杯仕事に取り組んでへとへとになって帰宅して。
身体も心もカラッポで。
何も考えずTVでも眺めて。
晩酌して。
眠りこけてしまいたい氣持ちはよくわかります。


でも、そこで、キツイからこそ、自分に勝てる努力をしましょう。
・その日のデータを読み込んで
・戦術に適合しているかシグナルを求めて
・シグナルがあれば発注して
・決済の指示が出れば、損失が出ていようと、きちんと決済して
・少しでも新しいアイディアを考えて
・1回でも検証して
・投資の結果をノートにつけたり、まとめたりして

この積み重ねができるかどうかが。
自分に勝つ、自分自身の弱さに勝つ。
利益を得続けることが可能な自分となる。
ことなのだと想います。


と、ほぼ95%くらいは自分に向けて書いて来ました。



ジェームス師やさんちゃん先生が教えてくれることの一つに
『毎日使う言葉を大切にしよう』
ということがあります。


毎日自分が発する言葉は『自分の深層意識に対する教育』です。
毎日、シストレで発生した損切りを『負けた』と言ってしまうと、
『損切り』=『負け』だと深層意識が学んでしまいます。

すると『絶対に損切りしなくてはいけない!』と考えたとしても
深層意識が
『損するってことは負けるってことでしょ?』
『負けるのは絶対嫌だから、損切りで確定するのは止めとこうよ。』
『負けるのやだ、絶対やだ、死んでもやだ。だから損切りもやだ。』
と、貴方の勇気ある行動を止めようとしてくるのだろう、と。

自分の学んだことと、自分自身の行動から考えていることでしかありませんが、
今後の投資において結果を出すことで、
この考え方が検証できるかな、と考えています。


なので。
斉藤さん、西村さん。
『システムトレードの達人』の検証結果等での
『勝率』って表記、変更しません?(笑)
ユーザーが利益を重ね続ける確率が、少しでも上がるかもしれませんよ。

勝率 :利益取引率
勝ちトレード :利益取引
負けトレード :経費取引

とか。
とても野暮ったいですが(苦笑)



ちなみに、私の現在運用している戦略(戦術群)を
2011~12年の2年間複利で検証すると以下の様な結果となっています。
(2000~2009年で検証と最適化を行なっているため、
それ以降のデータをフォワードテストとして使用しています)

取引は信用を含めて750万円で、1銘柄あたり25万円を上限としています。


 利益取引率 : 62.93 %
 利益取引回数 : 910 回
 経費取引回数 : 536 回
 ±0取引回数 : 2 回

 平均損益(円) : 4,230 円   平均損益(率): 1.89 %
 平均利益(円) : 14,423 円   平均利益(率): 6.88 %
 平均経費(円) : -13,058 円   平均経費(率): -6.56 %

 合計損益(円) : 6,125,557 円   合計損益(率): 2,741.55 %
 合計利益(円) : 13,124,903 円   合計利益(率): 6,260.21 %
 合計経費(円) : -6,999,346 円   合計経費(率): -3,518.67 %

 最大連利取回数: 18 回
 最大連経取回数: 9 回
 最大ドローダウン(簿価ベース): 267,642 円(2012/09/24)
 最大ドローダウン(時価ベース): 475,284 円(2012/06/04)
 PF : 1.875
 平均保持日数(イグジット済み銘柄のみ): 6.17 日




2年間の開場日数を500日とすると、取引は約1500回なので一日平均3取引。
1取引あたりの平均損益が4000円なので、一日平均+約12000円。
で、一日平均して20銘柄程度の発注を実施していますから、約定率は15%。

この数を多いと感じるか、少ないと感じるか。
この約定率で、毎日の検証とシグナル検出と発注を続けられるか。

それがシストレを続けられるかどうかの自分の分水嶺なのかな、とか想います。



今回の記事はえらく氣合が入りました。
書き始めたのが水曜日。書き終えたのが土曜日。
4日かかりました。(笑)
よろしければ、ご感想をお聴かせ願えるととても嬉しいです。


あくまでも、自分が学び考えた事象であり、
真実なのかどうかは証拠もありませんが。
ですが、少なくとも私にとっては実体験に拠る現時点での考えです。

皆様にとって素晴らしい週末となりますように!

ねこねこ 拝 (ΦωΦ)ノシ

2013年1月20日日曜日

『3つの質問』を考えてみませんか??

こんばんは。m(ΦωΦ)m
ねこねこです。

何だか本日、ご覧いただいている方が多いのですが(汗)
師匠の西村さんがご紹介くださったからでしょう。
感謝感謝です。

ただいま、勉強会に参加して、結婚式の友人にプレゼントを渡して半蔵門線で帰宅中。
明日から3日間、実験の修羅場なので楽しんでいきましょう。

さてさて、電車に乗っている時間でどの程度の情報をお伝えできるのかわかりませんが。
機内&節電モードで電池が耐えてくれることを願いながら。

一つ前の記事で『プチ経済的自立』という状態を定義しました。

この状態を目指し戦略を構築していくのですが、目標達成の技術として『3つの質問』というものがあります。

詳しくはジェームス・スキナー師『成功の9ステップ』の書籍かライブセミナーで学んでいただきたいのですが。
端的に言うと『なぜ』『なに』『どのように』という3つの質問の答えを明確になるまで考える、というものです。

まず『なに』を実現したいのか。
この答えは、私は『(プチ)経済的自立状態を継続的に実現すること』とします。
読者の方も、お一人お一人、正確には実現したい状態が違うでしょうから、考えてみてください。

で、次が『実現力を決める』という意味では最も大切な質問です。
『なぜ』その状態を実現したいのか。
例えば貴方の愛する伴侶が重い病にかかり、1年以内に手術費用1億円が必要だとしたら?
私だったら何がなんでもお金を作ります。

十分な資産を構築したいという思い、願いは多くの方がお持ちでしょう。
では、なぜ達成する人と達成しない人が居るのか。
理由の明確さと、想いの強さの相違。
ここに起因するのだそうです。

『資産を築けたらいいなぁ』
その願望は皆持っているでしょう。
ですが、
『これだけの資産を何がなんでも何時までに絶対に構築しなければならない!!』
これ程強い想いを、願いを、明確に持っている人はどれだけ居るでしょうか。

恐らくですが、自分が楽をしたい、良い思いをしたいという、個人的な欲望では強く芯の通った想いを確立することは困難です。
『世界への貢献』というような大それた願いは逆に現実味がありませんが、『家族の幸せ』『安心』『笑顔』といった、自分の大切な人への愛情は、とても強い理由となり得ると想います。

最後の質問は『どのように』です。
先程の『家族の手術費用』という必要性に対して。
・親、親族から借りる
・消費者金融を利用する
・街頭募金
・掛け持ちで働く
・宝くじに賭ける
何だか黒い例えばかりが出てきそうなので止めておきますが、多用な手段があり得るわけです。

その中で、自ら保有する資源で可能なものもあれば、不可能なものもある。
一つで目的の額に達しなければ幾つもの手段を並行させなければいけない。
そういった多くの制限の中で、実際の行動が規定されて行きます。

で、『投資』というカテゴリーにおける『どのように』は、以下のような事項を規定する必要があるでしょう。

・投資する市場:日本株式、外国株式、金融先物、商品先物、オプション、FX…

・投資する方法:システムトレード、裁量トレード(ファンダメンタルズ、テクニカル)、自動売買、投資信託、プライベートバンク、友人に任せる、情報商材のシグナル配信…

・時間軸:月足、週足、日足、時間足、分足、ティック足…

この『どのように』を定めるには、投資以外の要因との相互関係も重要です。

例えば、貴方が私と同じように日中会社に勤める会社員だとしたら、分足やティック足を使ったデイトレはおすすめできません。
仕事に影響するのは論外!ですし、夜間に取引したとしても寝不足になったりすればダメダメです。

と、すると、夜間に市場が開いていて、取引の誘惑があるFXは…正直なところ会社員には不向きだと想います。

もちろん、津島師匠が教えられているような明確なルールに基づいて、キチンとルールを守れる鬼のような鋼の自制心を持っている人は別ですけどね。

ということで、目的達成に向けた『3つの質問』を、投資による資産構築に合わせて考えてみました。
特に『どのように』という質問の答えが、貴方の投資スタンスを確定させるキモだと考えます。

皆様も、皆様の保有する資源、環境、投資する理由、目標など明確にしておかれることをおすすめします。

『この投資方法は儲かります』といった情報は多々ありますが、その真偽はともかくとして、たとえ真であったとしても『貴方には適していない』可能性が大きいのです。

だって、この3つの質問の答えが全く同じ人がどれだけいるでしょうか。
答えが違えば、適する方法は違いますし。
適する方法が違っていれば、継続することは困難です。

投資とは『継続』ができてこそ、利益を積み重ねる可能性が生まれるものです。

一攫千金を夢見るのは投資ではなくギャンブル。

トレードをギャンブルではなく投資にできるかどうかは、実行する貴方の熟考と決断と実行力次第です。

と、大半は自分に向けた厳しい言葉をしたためつつ。

最寄り駅に着いたので、本日はペンを置きます。
読んでいただいて有り難うございました。

ねこねこ(ΦωΦ)ノシ

2013年1月17日木曜日

そもそも『経済的自立』って?目的を定義すると。

こんにちは。ねこねこです。(ΦωΦ)ノシ
1月14日、皆様は大丈夫だったでしょうか。

私は広島→東京の新幹線遅延だけを心配していましたが、問題は関東に戻ってからの在来線で。
迂回しながら何とか会社の最寄り駅まではたどり着いたものの、そこから家までの公共交通機関はほぼストップしており。
仕方がないので大きい荷物と会社へのお土産だけ置かせてもらって、5km強の道のりを歩いて帰ったら2時間かかりました。

道中、帰宅困難者になった自分に笑いしか出て来ませんでしたが。
昨日から無理をした影響が体調に如実に現れています(汗)

さて。帰省している間にブログを思いついたままに書き連ねたところ、記事の順番が本当に適当になってしまいました。
再度、どのような内容をどのような順番で記載すべきか、考え始めたのはいいのですが、多分これからも思いつきです。m(ΦωΦ)m

タイトルの『経済的自立-達成戦略』という部分。
おそらく、不特定多数の読者さんの目を引くだけならこう書くんでしょうね。
『セミリタイア実践法』とか。
情報商材で必ずありそうなタイトルです(笑)

閑話休題

『経済的自立』を『達成』するための『戦略』を構築していきたいわけです。

戦略(せんりゃく、英: Strategy)は、一般的には特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学である。(wikipediaより引用)

ということなので『達成すべき特定の目標』が『経済的自立』となりますね、このブログのタイトルは。

では『経済的自立』って、そもそも何なのか。
どのような状態なのか。
目標が定義され明確になっていないと到達することなど到底不可能ですから。

で、『経済的自立』をgoogle先生に検索してもらうと、辞書に定義が記されているわけでは無さそうです。

私が尊敬し、師と仰ぐジェームス・スキナー氏によると
1:経済的安定
2:経済的自立
3:経済的自由
4:絶対的経済的自由
の4段階があるそうで、師はそれぞれの状態の定義もきちんと定めていますが、それは師のコンテンツなので引用することはできません。

なので、このブログにおける『経済的自立』の定義を決めたいと思います。
ただ、同じ言葉にいろいろ定義があるとよくないので、ちょっと軽めに『プチ経済的自立』としましょうか。

私がシステムトレードで達成したいと考えている『プチ経済的自立』という状態は、

・必要な予算を確保した上での余剰資金を

・システムトレードで運用することで

・日々の仕事に悪影響を与えることなく←ここ重要!!

・生活に必要な費用に相当する利益を
(・もしくは生活にゆとりを与える利益を)

・安定的に得続けることが可能となるだけの

・資産、運用戦略、運用実行環境が整った状態

と、現状では定義します。

本来の『経済的自立』は、運用を外部に委託し、自らは手を動かす必要がない状態を指すようですが、あえてシステムトレードを利用する前提としています。
これは、
・きちんと運用してくれる外部機関に委託するにはかなりの額の資金が必要
・少額の運用であれば自らが手を動かす方が手数料を考えた際に有利であろう
という点からです。

まあ、数千万単位の資金があれば話は別ですが、このブログをご覧の多くの方は、普通に日々一生懸命働き、ご家族を養い、子供の将来のために学費を確保してあげたくて、親御さんに仕送りをしてあげたいと考えているような方だと勝手に考えています。

私を含めた、そんな『普通』の人が資産的な安心を手に入れるにはどうすればいいのか。
私なりの実践経過を報告することで、僅かでもお役に立つことができれば幸いです。

私は今年の目標のひとつに
『両親に日光・草津か湯布院の温泉旅行を投資の利益でプレゼントして一緒に楽しい時間を過ごす』
という夢を掲げ、夢ノートに書き込みました。

今年に入ってからの利益で十分実現できる目標ですが、ここから損失を重ねては意味がありません。
今の好調な市場環境が継続しても、失速しても対応できるように戦術、戦略の更なるブラッシュアップを継続してゆけるよう。

皆様、一緒に顔晴りましょう!!
m(ΦωΦ)ノシ

2013年1月13日日曜日

『月利1%』と『複利』と『レバレッジ』

こんにちは。
ねこねこです。m(ΦωΦ)m

この記事を投稿している頃、私は東京へ向かう新幹線の車中でしょう。むしろ、湘南新宿ラインか東部野田線という可能性もありますか。

さて、帰省中の時間を使って連日のように投稿してしまっているわけですが、きちんとブログアプリを使えばxperia mini proで十分に文書が書けることを痛感しました。
物欲的にはポメラかLifeTouchNoteが欲しいキーボード万歳派なのですが、xperiaのキーボードもナカナカです。

前の投稿で『月利1%』を目標値として設定しては如何でしょうか、と提案しました。
それを読んでいただいた皆さんはどう感じられたでしょうか。

世の投資本やwebには年利数百%とか、まあ威勢のイイ数字が並んでいるわけですが。
実際にそれが達成可能なら数年内に兆円規模の運用資金になっちゃうんですけど、というレベルだったりするわけです。

先日、斉藤正章さんの新著『システムトレード発見のポイント』が上梓され、喜び勇んで拝見したところこんな一言が。『年率40%』

専業システムトレーダーの中でもきちんと実績を残し続けている斉藤さんにして『年利40%目標』なんです。(ちなみに2012年の結果は+9%だったそうです。これだけ動きの無い相場で+の結果を残すことが如何に難しいかは私自身痛感しています。)

では『月利1%』ってどれくらいの数字なんでしょう?

単純に計算すれば1年=12か月ですから、年利12%。何だか利益が出てきているような数字になりましたね。

そして、そこに『信用取引』というレバレッジ(テコ)を効かせることも可能です。
信用は元本の2倍まで使用すると設定すれば、現金枠も含めて投資資金は3倍まで取引可能です。
すると、元金に対する年利は3倍と計算されるので年利36%。

さらに『複利』という概念を取り入れてみましょう。

解りやすく、元金100万円、月利1.0%、信用2倍(合計300万円まで取引)という条件で考えてみます。
毎月きちんと1.0%の利益が積み上がったならば。
1ヶ月目:100×3×1.01=303
(+3万)
2ヶ月目:103×3×1.01=312.09
(3+3.09=+6.09万)
3ヶ月目:106.09×3×1.01=321.45
(6.09+3.18=+9.27万)
4ヶ月目:109.27×3×1.01=331.09
(9.27+3.28=+12.55万)

…と、単利で考えれば+3、+6、+9、+12…と増えるところに、わずかですが+αが加算されていきます。で、これをエクセル等で計算すると12か月後の利益は36万円ではなく、42万円程度にまで増えるのです。
この計算を成り立たせるためには『資金を無駄なく完全に運用する』という前提条件を満たす必要があるため、完璧にに調整するのは至難の技ではあります。
ですが、プロである斉藤正章さんの目標としている投資効率である年利40%が、『投資資金に対して月利1%』でほぼ達成可能であることはご理解いただけたかと。

もちろん『信用取引2倍』というレバレッジが、各々が許容可能なリスクの範囲を逸脱している可能性はあります。その場合は許容可能なリスクを重視して、レバレッジを下げなくてはなりません。
ただ、目標とするリターンを大きくすると、そのリスクも加速度的に増大しますが、月利1%を狙う戦術であれば破産の可能性はかなり小さく出来るはずです。

まあ、このレバレッジというやつが本当に曲者で。
過去(?)、FXでは400倍のレバレッジまで可能とかいう業者もありました。1万円の元金で400万円の取引が可能なんです。
で、私も含めた素人が思ったこと。
400倍で取引してホンの僅かでも利益が出たら大儲けじゃん、と。
その結果が。
http://tousinn.golyz.com/fx/
(非常にネガティブなので熟読はお勧めしません)
まあ、某掲示板の抜粋なので真偽は不明です。
ですが、実際にそんな話はたくさん聞きました。
お会いしなくなった投資友達も何人も居ます。

相場では『生き残れば正しい』そうです。
逆に『ほとんどの投資家は短期間で市場から撤退』します。

生き残るためには正しい戦略が必要ですし、自分のレベルをわきまえることも重要です。
投資の世界では、相手の大多数は金融のプロなのですが、私たち初心者は何故か『勝てる』と思って真っ向勝負を仕掛ける傾向があります。

まず無理です。
ほぼ勝てません。
竹槍でF15に挑むようなもんです。

ですが、私たち個人投資家は取引額が小さいが故に、取引をしなくてはならないという枷が無いが故に、利益を重ねるチャンスがあるのです。
武器が竹槍しかなくても、筍を発見したり、運が良ければかぐや姫を助けたりすることだってあるのです。

次回は、月利1%を達成する戦術の組み立て方を考えてみたいと想います。
よろしければ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
(ΦωΦ)ノシ

これから投稿ですが、宮島口駅を降りてうえのさんで『あなごめし』を買い、広島駅に戻る途中。
JR西日本在来線の実家最寄り駅付近から送信します。

ちなみに、広島市民の一部はJRのことを電車ではなく『汽車』と呼称します。
何故か。
電車とは広島電鉄の路面電車を指す言葉なので、汽車なんですね。
自分が高校生の頃はディーゼル車両も走っていたはずだし、あながち間違いでもないんですよ(笑)

目標設定からはじめましょうか

こんにちは。ねこねこです。
m(ΦωΦ)m

今日は実家の町内会でとんど焼きでした。
父親が一所懸命お世話するのを見て、町内の方にもご挨拶しましたが、大学から考えれば18年近く外に出ているので何方が何方なのやら。
まあ、しゃしゃり出ずお礼だけお伝えするにとどめて。
自分が小さい頃にあれば印象に残る行事でしょうね。
顔晴った父親と地域の男衆の皆様に感謝と敬意を。

さて、時間があるので考えをまとめる意味でも。

投資をするにあたり、まとめてしまえば望みは二つになると想います。
1『儲けたい・稼ぎたい』
2『損したくない』

実際、最終的に1が成立するためには損失で終わるわけには行かないので、このままでは1と2は同じ意味になってしまいます。
なので、2をもう少し丁寧に表現すると
2'『一時的にでも損失を抱えたくない』
となるでしょうか。

さて、損失を一時的にでも許容せずに投資で儲かる?と訊ねられたら…たぶん否、と答えるしかなくて。
リターンを得るには相応のリスクは必ず必要。
もちろん物理的、精神的努力でリスクリターンの比率は変えられますが、リスクを0にする方法を私は知りません。

で、投資の目標を定める際に『許容できるリスク』から考えるアプローチもありますが、私は前向きに『得たい利益』から考えてみたいと想います。

さて、ここで『投資でどれだけ利益が欲しいですか?』と道行く人に訊いたら…
たぶん『1億円!』とか『100億円!!』とか返ってくるんでしょうけど。
ここで考慮しなくてはいけないのは
『元本はいくらお持ちですか~??』
ってこと。

で、もう一歩踏み込んだ答えで
『10万円を1億円にしたい!』に対しては。
『どれくらいの期間で~??』
100万年かけてイイなら、多分楽勝。
ここで『1年以内に』っていう、とてもインスタントな答えが返ってくることが多いし、それを煽るような書籍や情報が溢れていることが事実であって。

確かに、一年で10万円を1億円にした投資家はごくわずか居たでしょう。
でも、貴方が同じことを出来る可能性は極限まで低い。
その人から直接手取り足取り教えてもらっても再現することは困難でしょう。

出来る人が居ないからこそ、ニュースになり書籍になるんです。
誰でも出来るならニュースではない。
『2013年元旦、千葉県でねこねこが深呼吸を3回行いました』は、ニュースでは無いんです。

で、この投資の利益目標の設定において、『適正』な範囲って結構難しいと想います。
私自身も悩んできた事項です。
ですが、斉藤正章さんの著書からヒントを得て、現在は明確に基準が出来ました。
なので、このブログでは一つのアイディアとしてお示ししたいと想います。

私の現時点の投資による利益目標は
『投資金額に対して月利1%』
です。

え?1%??たったそれだけ???

と感じられる方も多いことでしょう。
次回はこの部分を丁寧に説明していきたいと考えています。
恐らくは、帰りの新幹線の車中で、ということになりそうですが。

お付き合いくださいませ。
有り難うございます。(ΦωΦ)ノシ

2013年1月11日金曜日

思ったよりも堅牢で。

こんばんは。ねこねこです。m(ΦωΦ)m

現在、3連休で帰省するため新幹線の中。
キーボード付きのxperia mini proでどこまでブログらしいものが書けるか、チャレンジです。

さて、大発会の取引はマイナスでスタートした私の2013年。まあ、12月が良好過ぎたので一度調整が入っても当たり前の状況と考えていましたので、氣持ちは落ち着いていたようです。

で、今週印象に残ったのは税制改正案?で値上がりした学習塾関連銘柄。
システムからは寄り付きで売れとの指示×3銘柄。
過去なら不安だったでしょうけど、淡々とシステムに従い。
結果的に、投資日数あたりの利益率としては大きな結果を得ることができました。

よく、人の裏道を行け、と言いますが、今回は正にそのような投資だったのだなあ、と。
そして、裁量であれば怖くて出来ないことを、システムという自分の判断以外の裏付けを持つことで、胆が定まりやすくなるのがシステムトレードのメリットなのだと痛感した次第です。

そう言えば、シストレの師匠のお一人である西村剛さんが夕刊フジの『株ー1GPグランド大会』で2年連続総合優勝されました。
そういった実績を示されている方と同じ武器(ソフト)を使っているのですから、実績が出せないなら自分の努力不足だけですからね♪

今年の年賀状に書いた『日々笑進』の言葉通り、小さな歩みをたゆまずに続ける自分であれるよう。
努力していきます。

さて、今、『経済的自立』という状態を『株式のシステムトレード』で構築するためには、どのような積み重ねが必要か。どうすれば素人でもその積み重ねを一つずつ実行できるのか、戦略とプロトコールを立案しています。

題して『目標月利1%で達成する経済的自立戦略』
タイトル負けせずに、わずかでも大切な人たちの幸せに寄与できる知恵となりますように。

ということで、手堅くコツコツ顔晴る代名詞のような両親にきちんと説明して、どのような反応が返ってくるかを確認してみます。
一緒にこの戦略で投資したいと言ってくれるのか。
共倒れを防ぐために敢えて投資しないと言ってくれるのか。

さあ、あと30分で広島です。
社会貢献でアフリカに行ったときのこと。
勤労奉仕で天皇、皇后両陛下からご会釈を賜ったときのこと。
話したいことがたくさんあります。
レッツ、親孝行!!

(ΦωΦ)ノシ

2013年1月6日日曜日

2013の初トレードは損失でした(笑)

初めての方。はじめまして。
以前のブログをご存じの方。お久しぶりです。

こんにちは。
ねこねこと申します。

以前、アメブロで『小鈴といっしょにシステムトレード』というブログを書いておりましたが。
体調が悪化して会社を休職したり。
引っ越したり。
新しい家族が増えたり。

システムトレードについても。
日経先物の自動売買プログラムを組んでみたり。
そのプラットフォームを運営していたトレーダーズ証券さんが撤退したり。
MT4のプログラムを組んでみたり。
・・・
結果、一番学びの深い日本株式に戻ってきたのが昨年で。

遠回りしたなぁ、という氣持ちと。
必要な学びだったんだろうなぁ、という氣持ちと。
今後に活かすことさえ出来ればそれで良いわけですから。


さて、昨年12月頃から急激な過熱感を伴う日本株市場の上昇が続いていますけど。
皆様の戦績は如何だったでしょうか?
有難いことに、私のシステムは想定通り動いてくれて、
12月は元本に対して+12.8%という結果となりました。

このまま顔晴ってくれよーと想いながら迎えた2013年の大発会。
どうせ寄り寄り(一部寄り引け)でしか取引しないのだから場を眺めても仕方ないのに。
人間ってヤツは弱いものですね。ついつい眺めて。
結果、含み益は増したものの決済した寄り引けの売り戦略1銘柄は損失。

ただ、一点感じたのは。
この損失に対して心がそれほど波立って居ないこと。
もちろん悔しいし、残念ではあるのですが。
『まあ、必要経費さね』
くらいに想えるようになってきている自分にちょっと成長を見ました。

ということで、1週間に一度位の更新になろうかとは想いますが。
経済的自立を構築するという目標に向かい、戦略立てて取り組んでいきますので。
どうぞよろしくお願いします。m(ΦωΦ)m